【ORASトリプル】オーロット盗賊団!〜呪いの森の奇祭〜
はじめに
皆さん、こんにちは。新規勢の雪あげはです。
今回は1TENTAさん主催の「ハロウィンVS森の呪い〜呪いの森の奇祭〜」という大会に参加させていただいたので、そこで使用した構築を紹介します。
まだまだ慣れないので色々ツッコミがあるかとは思いますが最後まで読んでくれると嬉しいです。
盗賊団要素は目付きが悪いことだけです
大会について
詳しくは下のリンクから飛んでください。
大会の概要(ざっくり)
この大会はタイトルにもあるように、森の呪いを覚えたオーロットを採用しなくてはならない森の呪い軍と、ハロウィンを覚えたパンプジンを採用しなくてはならないハロウィン軍に分かれて戦う、といったものです。細かなルールは割愛させていただきますが、ドーブルは出禁です。
僕は森の呪い陣営で参加することにしました。理由は以前オーロットを考察したことがあった(特大パンプジンの厳選めんどくさそうだな〜)からです。
参考までにパンプジンの各サイズ、オーロットの種族値です。(進化前なんていない)
オーロット 85-110-78-65-82-56 特殊耐久がそこそこ、Aが高い
パンプジン特大 85-100-122-58-75-54 多分こいつでしょ、Bバケモンだな
大 75-95-122-58-75-69 俺には使い方が思いつかない
中 65-90-122-58-75-84 同じく
小 55-85-122-58-75-99 トリルパじゃなかったときの選択肢かな?
環境予想&構築に至るまで
ちょっと長くなるので早く構築が見たいんじゃ!という方は飛ばしてください。
オーロットorパンプジン絶対採用の特殊なルールでの環境を予想してみました。
まず個人的にトップメタに据えたのはファイアローとギルガルドの2匹。
互いに草を選出しなければならない都合上ファイアローが王者のごとく君臨するのは目に見えていましたし、ゴースト対面に強いギルガルドも自然と入ってくるだろうな、と考えていました。この2匹の存在を意識した上で構築を考えなければいけません。
森の呪いは相手に草タイプを追加するという効果で、相手を草タイプにするわけでは無い点に注意。幸いトリプルの範囲技には噴火や熱風、吹雪といったくさタイプに対して抜群を取れるものがあります。その上なんとファイアローのブレバが抜群!これは強い!!結論から言うと手助けや嘘泣き、にらみつけるで良いです。強いて言えば味方に打てば粉技が無効になり、バレル対策には多少なるそうです。
ハロウィン陣営の構築の予想としては、
・ファイアローがいそう
・ハロウィンを活かすため悪やゴーストが多そう
・収穫を警戒して晴れパへのメタがありそう
・悪に強いニンフィアがいそう
・トリル軸が多そう→ズキンやニンフィア、バンギかな?
・ファイアr
などがありました。
さて、肝心の構築ですがまずオーロットは確定として、どうオーロットを活かすかという点の注目して考えました。また、この頃は(今もですが)勝利に貪欲で絶対勝ちたい!と思っていたので強ポケが入ってくることになります。
オーロットの強みといえば草ゴースト複合のトリックルーマーという点、あとは夢特性の収穫だと思います。収穫はターン終了時に50%の確率で自分が使ったきのみを回収してくるというものです。晴れ下では回収してくる確率が100%になります。ただ通常特性のお見通しが十分強く、安定性が高いという意味から当初は採用を見送ろうとしていました。
当初の構築案はオーロットは完全にトリル起動役で、
・オドシシ入りノオーキザン
・メガバクーダ軸
・メガクチート軸
など頭の中で迷走していました。が、オーロットの耐久を信頼できない以上(珠特化ガルドのシャドボはほぼD特化で耐える)トリル役を2枚採用したくなってしまい、なかなかいい構築案が思いつきませんでした。
そんなとき、種族値をボーッと眺めていた僕の頭に信じられない数字が飛び込んできました。
トリル下で抜かれるやん!!!
今となってはそんなに問題じゃないことが発覚しているのですが、当時の僕にとっては大問題で、鉄球をオーロットに持たせて森の呪い→吹雪or噴火などという案も考えていました。・・・これ強そうだな(記事執筆中)
そこで発想の転換。トリル下で抜かれるということは、通常時は抜けるということ。じゃあ相手もトリルパじゃなかったときのことを考えて、追い風軸にすればいいやん!となり、そこからオーロットの収穫を活かせて追い風ができるメガリザードンYが入り、晴れアタッカー兼ニンフィア耐性のヒードランが入りました。雨パは見なかったことにした。
なおオーロットに封印を仕込んでトリルさせなくする案や便所飯オーロットで詰ませる案もあったがいずれも技枠が足りずに没になった。ちなみにここまでを冬期講習に向かう電車の中で耳栓をしながら必死に考えていたところ、乗換駅を知らぬ間に通り過ぎていました。まったく、トリプル勢の鑑だな!
構築
コンセプト(あくまで理想)
邪魔なやつらを眼鏡サザンでグッバイ!猫をしながらできれば追い風を通す
→晴れ下で熱風連打!森の呪いで苦手な奴らも大丈夫。収穫もばんばん発動!
→鉢巻ブレイブバードでゲームセット!
個体解説
オーロット
B 余り
S 追い風下で最速ロトム抜き
この構築の主役で盗賊団の女団長でもあるオーロット。元はバコウをもたせようとしていたが収穫を採用することになったので最も相性のいいオボンを採用。ウッドハンマーは申し訳程度の水対策で収穫と相性がいい。森の呪いは撃った回数も少ない上にちゃんと機能したのは本番の一戦だけだった。その一戦も森の呪いをかけたことを忘れ去られこのポケモンほんとにHP種族値104か?とか言われててかわいそうだった。収穫も機能したのは本番だけ。逆に本番では非晴れ下でオボンを収穫してくるなど自覚を見せてくれた。はじめの画像は気にしてはいけない
メガリザードンY
トリプルwikiの調整をお借りした。
H-B 霊獣ランドロスのW岩雪崩を確定耐え
C 晴れ下の火炎放射(採用してない)で盾ギルガルドを確定一発
H-D 特化眼鏡サザンドラの流星群を確定耐え
S 最速カメックス抜き
晴れ・追い風起動役として採用したリザードン。注目ポイントは原始の力で、ファイアローに打てたら良いな、と思い採用した。この読みが功を奏し、本番でファイアローに撃ち込んで試合の大勢を決することができた。追い風は暇なときに撃つ程度で、余り使うことができなかった。それでも安定感は流石で、強いメガ枠としての力を見せつけてくれた。ギャラのストーンエッジを2回(アローと合わせて3回)同じ試合でかわすという大犯罪を犯したポケモンでもある。
ヒードラン
H 16n+1(身代わり+食べ残しの効率最大、5回身代わりを貼れる)
C あまり
S 最速
リッチまつりさんからお借りしている臆病ヒードラン。改めてありがとうございます!
貴重なフェアリー・炎耐性として入ってきたポケモン。他の構築の使い回しとなっていて、努力値はそのまま。さすが準伝説、といった活躍を見せてくれた。正直熱風を撃つよりも守るを撃つ回数のほうが多く、凄まじいヘイトを感じた。一番の見せ場は割とヤバい相手のメガチルタリスをワンパンした場面。普通に強くて特筆すべきところがない。
ファイアロー
HAぶっぱ
このルールの頂点に立つポケモン、ファイアロー。珠やプレートにして追い風ファスガで小回りをきかせようかとも思ったが、相手がそれを基準に調整していた場合、あとちょっとで削りきれなかった場合を考え鉢巻にした。ごちゃごちゃ言ってるが要は思考停止で突っ込ませたかっただけ。鉢巻ブレバの威力はあっぱれで数々のポケモンを倒してくれた。アローを使うのは初めてだったが、終盤のスイープの強さはポケモン界随一だと感じた。
ハリテヤマ
H-B 陽気メガガルーラの捨て身タックルを超高乱数耐え
炎耐性枠であり猫騙し枠であるポケモン。追い風軸なので勇敢ではなく意地っ張り。思っていたよりも火力があり、インファイトは重要なダメージソースだった。フェイントで守るを解除できるのが本当に強く、助けられた試合も多いが、地味で実は余り印象に残っていない。性能は安定していると思う。
サザンドラ
CSぶっぱ、Dはダウンロード対策
ギルガルドを高乱数でワンパン、パンプジンを粉々にする要員。シングルからの刺客。関係ないがシングルでは重要な立ち位置で相当手応えのある構築の一員を務めている。いつかその構築も記事にしたいと考えている。話が逸れたが、眼鏡悪の波導の破壊力は目を見張るものがあり、本番でもパンプジンをワンキルしてくれた。ただ耐久の感覚があまりなく、簡単に落とされてしまうことが多々あった。流星群テロは高耐久ポケモンを打ち砕くポテンシャルを秘めているため個人的に気に入っている。10%の外しを引くポテンシャルも秘めている。
まとめ
はい、ということで初めての大会で使用した構築の紹介でした。環境の予想から構築までwikiの力を借りながらも自分だけで頑張ることができました。残念ながら森の呪い軍は負けてしまいましたが、とても楽しい大会でした。主催の1TENTAさんに改めて感謝。ありがとうございました!まだまだ構築案はたくさんあるので記事という形で紹介できたらな、と思っています。本記事はこれで終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。
BV
けだまメモさんにBVを投稿させていただきました!
【ORASトリプル】爆弾、プルリル、ブルンゲル。〜ププリンを添えて〜
はじめに
皆さん初めまして。トリプルバトル新規勢の雪あげはと申します。
今回は僕がトリプルバトルにデビューした際に使用した構築を紹介したいと思います。
初めての構築記事なので読みにくいかとは思いますが見ていってください。
謎の下線の消し方が分からない。1/3追記:消すことができました!
構築に至るまで
僕「トリプルバトルって面白そう!僕の嫁ポケのクチートも強いんだって。
よし、トリプルバトル始めてみよう!」
僕「せっかくやるんだから最初は強くてオーソドックスな構築を組みたいな。
色々な人の記事を読んで参考にしよう。」
僕「よし、色んな人の構築記事を読んだぞ。
あまりに読みすぎて少々独創的なのも読んでしまったが、まあいいや。
僕「(厳選作業中)プルリル可愛いな。構築に組み込むか!」
構築
構築コンセプト&動かし方
あかねびさんの記事とざわさんの構築を参考にさせて頂きました。
↓ざわさんのプルリル構築のアーカイブの題名です。リンク貼れなかったので・・・
【トリプルバトル】プルリルとブルンゲル両方いれば全部の範囲技を縛れる説
【#ORASトリプル】
ギミック①、✞大爆発✞
プルリル+アグノム+サーナイトと並べ、トリル、大爆発、手助けをする。
H4メガガルーラが余裕で吹き飛び、場にはトリルが展開、中央がなぜか空いている!という理想的な展開を作り出せる。
猫が見えたら雨乞い(鬼火)+守る+なにかをする。
ギミック②、弱保起動+中央潮吹き
空いている中央にブルンゲルを出し、トリル下で吸い取る+潮吹きをする。
めっちゃ強い。ワイガされたら終了なのでサナの横取りでなんとか奪いたい。
ギミック③、がむしゃら+範囲技
ププリンの低レベルがむしゃらと4匹が覚えている範囲技で、どんなポケモンでも確実に刈り取る。読まれやすいが決まったときは一気に優勢になる。
ギミック?④ ダブル呪われボディ
ざわさんも言っているとおり、プルリルとブルンゲルを並べることで、範囲技を受けたときに51%の確率で呪われボディが発動する。
単体でも30%で発動し、これに助けられた試合は相当多い。
個体解説
プルリル
H-B:陽気A252バンギの噛み砕くを砂ダメ込で高乱数耐え→雨乞いで確定耐え
H-D:C特化珠ガルドのシャドーボールを確定耐え
C:個体値0→ブルンの被ダメージ減少
S:最遅
ざわさんの構築を参考にしたプルリル。かわいい。
トリル起動・低火力での保険起動が役割。
種族値は55-40-50-65-85-40。輝石を持てば十分な耐久となる。
雨乞いは鬼火との選択枠だが、相手に物理アタッカーが居ないと腐るため、雨乞いを採用した(好みの範疇)。
雨パを除く天候パには思いがけず刺さる時があったので一長一短だと思われる。
ナイトヘッドで相手のポケモンを3タテしたときは笑ってしまった。
ブルンゲル
HCぶっぱ、最遅
トリラ―の定番、ブルンゲル。今回は弱点保険トリルエースとして頑張ってもらう。うまくギミックに成功したときは圧巻の火力を披露してくれ、一回潮吹きを通すだけで相手のパーティーが半壊することもしばしばだった。
トリルが切れると詰む構築なのでブルンゲルにもトリルを仕込んだ。
高耐久で頼もしいがギルガルドにはワンパンされるので要注意。
アグノム
ASぶっぱ
※実際に使った個体はAが4、Bが1低い
爆弾。初手で中央に出し爆発するのがお仕事。意地珠アローのブレバで高乱数で飛ぶ
もとは鉢巻だったがあまりに猫騙しをもらうので、ノーマルジュエルにした。
が、HPが半分近いギルガルドにはたき落とすを打ったところ、なんと赤ゲージで耐えられたため、命の珠に変更した。
手助けを乗せた珠大爆発は流石に強く、様々なポケモンを吹っ飛ばしてくれた。
アグノムの尊い犠牲のもとにこの構築は成り立っている。たーまやー
サーナイト
HCぶっぱ、最遅。
手助けで爆発の威力を上げるサーナイト。
アグノムの爆発に巻き込まれずに生き残れる。
よこどりはこの構築唯一のワイガへの対策なので外せない。
マジカルシャインはがむしゃらと合わせるならばと採用した。
実際はなかなかそのような場面は作れなかったが、上級者プレイヤーのムンフォ読みムーブに刺さったりもした。普通にムンフォでいいと思います。
エナジーボールは雨パやしめりけラグラージ、トリトドンへのメタに採用したが期待以上の働きだった。不意の草技は強いと感じた。
初見殺しに過ぎないが特にスタン系統のトリトドンに撃つことが多く、トリトドンを一撃で倒せるだけでで大きなアドバンテージを得られた。
持ち物は正直なんでも良い。他候補はラムや防塵ゴーグル、カシブなど。
クチート
HAぶっぱ。画像はメガクチートの実数値
どちらかといえば出番は少ないが、ギミック失敗時になんとかしてくれることが多かった。トリックルームは貼れている事が前提だが、最悪不意打ちで粘れる。
ププリンのフレガ+癒しの波導で長持ちさせることができれば非常に強かった。
ププリン
H個体値19以下
ププリン。非常に強く、トリル下では最も輝いていたポケモンだった。
滅びの歌を残数有利のときにさっさと歌い、イージーウィンすることもできる。
フレンドガードの恩恵はメガクチートが一番受けていて、上手く噛み合えばフレガも合わせて相当長持ちさせることができる。
熱湯で火傷になる自覚がある。(タスキ貫通)
・
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すっごい突っ込まれそうだから書いとこ。
(Lv.2プリンではない理由)
かわいいから。別にふざけているわけではなく、ポケモンは楽しんだもん勝ち!と思っているので、かわいいポケモンが好きな僕からすればププリン一択だった。
プリンも可愛いんですけど一度ププリンを見てしまうと、ね。
しかし、やはり横取りがないのが痛すぎる。
滅びの歌がほしいと思う機会と横取りが欲しいという機会では圧倒的に後者のほうが多い。(終盤、範囲技を通せば勝ち!という場面が結構多い)
もし似たような経緯でプリンかププリンか悩んだら、プリンにすることをおすすめする。(一応ププリンのほうがHPが3低い)
実際どうだったか
結構強い。11勝8敗で勝ち越すことができた。
初見殺し的な構築なので、ギミックを通すことができればかなりの確率で勝つことができた。
再戦でもまだ見せていない切り札(サナのエナボ、ププリンの滅びの歌など)が刺さり、勝つことができた試合もあった。
ただ欠点が山盛りだったので箇条書きにしてみる。
・ワイドガードに弱い
はい。範囲技主体なのにフェイントを採用していないのが悪い。ワイドガードを貼られてひとり虚しく散っていく花火は、儚さと同時に喪失感を感じさせてくれる。
・トリル妨害に弱い
具体的には挑発、トリル返し、鉢巻バンギなど。
ブルンゲルのところでも書いたが、トリルがないことにはギミック②と③が成立しない上に、メガクチートも暴れられないので押し負けてしまうことが多かった。
・モロバレルに弱い
トリル下でモロバレルやパラセクトに胞子を撃たれまくって何もできないことがあった。催眠対策は絶対にするべきだと痛感した。なんでこの人ラム持たせてないの?
・威嚇に弱い
初手で威嚇を巻かれてしまうと手助けを重ねても通常通り、重ねなくても大幅な火力低下になってしまう。
・ゴースト、岩、鋼に弱い
大爆発で余り損害を与えられないと後々苦しくなる以上、ノーマル無効or半減勢が非常にきつい。某親子のせいでほとんどの構築にこういったポケモンは採用されているため、大爆発が通らない試合もあった。
・バンドリがきつい
もうこれ。一度バンギ+マンダ+ドリュと出された時があり、威嚇+耐性で手助けを重ねても半分ぐらいしか削れず、サナは砂掻きアイヘで砕かれ、プルリルは鉢巻かみくだくでワンパン。このときのトラウマからサナにはリリバを持たせている。
などがあり、そう簡単にはギミックが通らなかった。
まとめ
トリプルバトル最初の構築を紹介させていただきました。
改善の余地はまだまだありますが、やはり自分の好きなポケモンを使って勝つ、というのはとても嬉しいことで、モチベーションの増加につながるな、と思いました。
トリプルバトルはシングルに比べて考えることが多く、脳を酷使して読み合いを制したときはトリプルって楽しいな、やめられないな、と感じることができました。
今も様々な新しい構築を考えたり育成したりしていますが、トリプル勢の皆さんに支えられて満足にプレイできています。
孵化余りを分けてくださったり、準伝説を貸してくださったり・・・。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのご厚意に応えるためにも、これからもトリプルを続けていきたいと思います。
ふと思い立ち、不慣れながら書いた文章でしたが、ここまでお読み頂きありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしています。
BV
2023/1/1 追記
けだまメモさんにBVを投稿させていただきました!